あけましておめでとうございます。

皆様方には、清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、平素より当協会の運営に格別のご支援、ご協力を賜り衷心より御礼申し上げます。

昨年は新型コロナウイルス感染症が経済や人々の生活に引き続き影響を与えるなか、ロシアによるウクライナ侵攻に端を発した諸問題によって世界の経済活動に大きな混乱を引き起こすなど、前例のない厳しい1年となりました。貨物自動車運送事業においても、燃料価格や資材価格の高騰、少子高齢化による慢性的な人手不足等により厳しい経営環境を強いられており、予断を許さない状況が続いております。

こうした中、昨年10月には、ここ愛知県において「第27回全国トラック運送事業者大会」を開催いたしました。3年ぶりの開催となった本大会には、全国から大変多くの皆様にお集まりいただき、当業界が抱える諸課題の解決に向けて結束を強める大変良い機会となりました。

会員の皆様におかれましては、厳しい状況下においても「エッセンシャルワーカー」として国民生活を支えるべく、日夜奮闘されていることに心より敬意を表するとともに重ねて御礼申し上げます。

さて、令和5年を迎える貨物自動車運送業界では、4月からは中小企業において月60時間超の時間外労働割増賃金率が引き上げられるほか、昨年12月に改正された新改善基準告示(令和6年4月施行)に向けた対応検討、「標準的な運賃」の制度延長を見据えた適正運賃収受の理解促進など、依然として多くの課題に直面しております。

特に高止まりする燃料価格については、これまでも愛知県により燃油価格高騰対策支援金の措置を講じていただいたところであり、引き続き自由民主党愛知県支部連合会や公明党愛知県本部の先生方などと連携し、要望活動を一層強化してまいります。

また、昨年バンテリンドームで開催し大盛況であった愛ト協最大の業界PRイベント「トラックFes2022」について、本年は会場をポートメッセなごやに移し「トラックFes2023」として2月19日に開催いたします。本事業を通じて、生活に欠かせない「物流」というライフラインを支えるトラックの役割と魅力を広く周知してまいります。昨年大好評をいただいた『ちびっこ野球教室』も、ドラゴンズOBの川上・井端・岩瀬・吉見・山北5選手にご協力いただき、引き続き開催させていただきますので、奮ってご参加ください。

さらに、就職面談会をはじめとする人材確保対策事業やSNSを活用した広報活動を継続展開し、業界への理解を深めていただくことで就職希望者の増加を目指してまいります。

一方、依然として県下で多発する交通事故を撲滅するため、「トラック事業における総合安全プラン2025」に掲げる基本目標達成に向けて、愛ト協独自の重点目標を設定し、関係行政と一体となり、事故抑止活動や安全教育支援等を実施してまいります。

そして、中部トラック総合研修センターの機能をフル活用し、輸送の安全確保に係る人材育成のため実践的研修の充実を図るほか、新技術を活用した物流DXやSDGsの推進、事業継続計画(BCP)に基づく緊急物資輸送体制の整備など、全会員の理解と協力により取り組んでまいります。

現在、令和6年10月竣工予定の新トラック会館の建設に向けて、本部機能をみよし市の中部トラック総合センターに移転しております。本年は気持ちを新たに、トラック運送業界が抱える多くの課題に職員一丸となって着実に取り組み、物流業界の発展のため迅速かつ的確に対応をしてまいります。

結びに、トラック運送業界への更なるご理解とご協力をお願いするとともに、皆様のご多幸とご健勝を祈念いたしまして新年のご挨拶とさせていただきます。

一般社団法人愛知県トラック協会
会長 寺岡 洋一