国土交通省より、事業用自動車事故調査委員会が新たに公表した「事業用自動車事故調査報告書」について、周知の依頼がありました。
今回公表された事案は、大型トラックが高速道路を走行中、運転者が考え事をしながら運転を継続し、前方の安全に対する集中力が低下したことにより、渋滞で停止中の車列に追突した事故です。
この事案は、運転者任せの運行計画の変更や運転者に対する指導教育が不十分であるなど、不適切な運行管理が原因の一つと考えられております。

つきましては、今後同種の事故を未然に防止するため、本趣旨をご理解のうえ再発防止に積極的に取り組まれ、輸送の安全に万全を期すよう、お願い申し上げます。

◆重要調査対象事故

大型トラックの追突事故(山梨県甲州市)【概要版】PDF

大型トラックの追突事故(山梨県甲州市)【報告書本体】PDF

参考:全日本トラック協会 専用サイト
https://jta.or.jp/member/anzen/jikocho202310.html