今般、「第14次労働災害防止計画」が策定され、厚生労働省労働基準局長より、「第14次労働災害防止計画の推進について」通達が発出されました。

また、併せて、厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課長より、「第14次労働災害防止計画に基づく「安全衛生対策におけるDXの推進」について」が発出されました。

これまで13次にわたる労働災害防止計画により、労働現場における安全衛生の水準は大幅に改善してきています。一方で、近年の状況を見ると死亡災害は減少しているものの、休業4日以上の死傷災害は、ここ数年増加傾向にあります。

また、高年齢労働者の労働災害増加や、中小事業場における労働災害の発生が顕著であることに加え、働き方改革への対応やメンタルヘルス不調など、労働者の健康保持増進に関する課題は多様化しております。

このような状況を踏まえ、労働災害を少しでも減らし安心して健康に働くことができる職場の実現に向け、関係者が目指す目標や重点的に取り組むべき事項が定められた「第14次労働災害防止計画」の推進に取り組んでいただきますよう、また、本計画に基づく安全衛生対策において、デジタル技術の活用をより一層推進するよう、お願いいたします。

第14次労働災害防止計画の推進について等 PDF

第14次労働災害防止計画の概要 PDF

労働災害防止計画について(厚生労働省)