猛暑の影響からか、例年以上に「熱中症」による死亡事故が懸念されています。トラックドライバーをはじめ運送事業に従事する方々は、炎天下における屋外業務にもあたることから、建設業や外回りの多い営業職の方々同様、熱中症には十分な注意が必要となります。
特に、この夏は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、新しい生活様式として、「身体的距離の確保」「マスクの着用」「手洗いの実施」という3つの基本に加え、3密[密集・密接・密閉]を避けることが求められており、マスクの着用によって、熱中症のリスクが高まることが懸念されています。
これをふまえ、環境省ならびに厚生労働省からは、熱中症予防対策として適宜マスクを外すことが啓発されており、大手の主要物流事業者においても、同様の取り組みが進められています。下記は行政による熱中症予防に関するリーフレットとなりますので、ドライバーの方々への運転者教育にはもちろん、荷主事業者への周知等にもご活用下さい。
■熱中症予防×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に![環境省/厚生労働省]
令和2年7月1日(水)から「熱中症警戒アラート」を関東甲信地方において先行実施中です。 これに伴い、7月31日(金)より、環境省の公式LINEアカウントにて熱中症警戒アラートの配信を開始しています。