トラック協会では、年末の税制改正大綱の策定に向けて「令和3年度税制改正・予算に関する要望書」を作成しました。

税制改正関連の項目では、新型コロナウイルス関連の軽減措置の延長や、自動車関連税の簡素化と軽減、「営業車・自家用車の格差見直し」に対する反対、中小企業投資促進税制の延長、エコカー減税や環境性能割といった特例措置の延長などを要望しています。

予算関連の項目では、資金繰り対策や雇用維持に関する助成金の継続、ライフラインに関わるエッセンシャル事業に対する支援の創設(要望書9ページ記載)、働き方改革に向けた補助・助成の拡充のほか、高速道路料金の大口・多頻度割引を実質50%以上の割引とすること、休憩施設・中継物流拠点の拡充、フェリーなどの利用に対する補助・助成制度の創設、下関北九州道路の早期実現などを要望しています。

今後、10月下旬以降、全日本トラック協会を通じて、政府・与党の関係閣僚や幹部等に対し、本要望書を最大限に活用して陳情・要望活動を展開してまいります。

■令和3年度税制改正・予算に関する要望書