■活動方針

昨年の県下の交通事故死者数は、145名(前年比8名増)、また人身事故件数は24,547件(前年比720件増)となり、死者数は5年連続全国ワーストワンを返上したものの、交通死亡事故並びに人身事故件数は増加傾向にありましたが、会員事業者が第一原因となる死亡事故年間目標5人以下に対し、2件2名(前年比3件減)と昨年に比べ減少しました。

このような状況から、引き続き交通事故抑止に向けて「SPEEDDOWN!ゆっくり走ろう!」運動、「SMARTDRIVE~事故ゼロ運動~」を引き続き推進し、さらに四半期毎の交通事故防止のスローガンを掲げ、本部、支部、会員事業所と一体となり推進するとともに、警察や地方自治体並びに関連団体との連携によって、各地域における活動でより多くの人々に周知をおこない事故防止を図っていきます。

更にはトラック・セーフティ・ラリーで、交通ルールの遵守と安全意識の継続を目指し、飲酒運転ゼロ、交通事故・違反件数の抑止による重大事故防止に取り組みます。会員事業所においては、交通安全年間実施事項をもとに管理者・運転者等各々が実施の徹底を図り事故防止に努めます。

■重点実施項目

1.ゆとり運転の実施
○「SMARTDRIVE~事故ゼロ運動~」と「SPEEDDOWN!ゆっくり走ろう!」運動の実施
・交差点での右、左折時の安全確認の徹底
・信号、一時停止の遵守徹底
○飲酒運転・危険ドラッグ等薬物使用の根絶
○運転中のながらスマホ、携帯電話の禁止
○シートベルトの正しい着用
○交通弱者に配慮した予防運転の励行
○横断歩道での歩行者保護の徹底

2.高齢者等の交通事故防止
○高齢者、子供、自転車への思いやりと注意を払った運転

■実施項目

交通安全年間実施事項 PDF が別ウィンドウで開きます

■活動内容

1.協会
○トラックの日県内統一パレードの開催
○支部における活動の充実
・街頭活動等の実施
・事故防止研修会、セミナー等の開催
○管理者に対する研修・セミナーの開催
○広報物・教育用コンテンツの作成・配付・貸し出し

2.会員事業所
○トラック・セーフティ・ラリーへの参加
○適正な運行管理、車両管理の実施
○点呼時における重点実施項目等の伝達、徹底
○トラック安全デーのぼり旗の掲揚
○職域における事故防止研究会等の開催
○交通事故防止へ取り組みの実施

令和6年度「トラック安全デー」活動 PDF が別ウィンドウで開きます