雇用調整助成金とは、経済上の理由により事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、労働者に対して一時的に休業、教育訓練又は出向を行い、労働者の雇用の維持を図った場合に、休業手当、賃金等の一部を助成するものです。急激な景気変動によって業績に悪影響があった場合に、会社が行った休業措置等に対して助成金が支給され、従業員の雇止めや解雇を防ぐための制度です。
新型コロナウイルス感染症にかかる特例措置として、4月1日から6月30日までを緊急対応期間と位置付け、感染拡大防止のため、特例措置（※）が実施されています。
※助成率は中小企業が５分の４、大企業は３分の２へ引き上げ［従業員の解雇を行わない場合は中小企業が10分の９、大企業が４分の３］、非正規労働者も対象とし、残業相殺も停止 等
雇用調整助成金は制度及び申請方法が非常に複雑であり、厚生労働省では書類の簡素化と支給事務の迅速化を進めていますが、緊急対応期間中に休業を実施した場合について、支給要件や助成額、申請方法等をわかりやすく記載した簡易版のパンフレットも作成しています。
下記URLもしくは画像をクリックすると閲覧できますので、まずは中身をご一読いただき、事前に概要だけ把握の上、事業所の所在地を管轄するハローワークに電話（自動音声により担当オペレーターに接続されます）にてお問い合わせください。
なお、現在は申請窓口が大変混雑しておりますので、予めご了承下さい。
雇用調整助成金ガイドブック［簡易版］
https://www.mhlw.go.jp/content/000621160.pdf
※本ガイドブックの詳細版は以下からご覧いただけます。
雇用調整助成金ガイドブック［詳細版］
https://www.mhlw.go.jp/content/000611773.pdf
