近年、就職・採用活動の日程が遵守されていない事例が増加しているとともに、学生の個人情報の不適切な取扱いや、学生に対するセクシュアルハラスメント行為などが発生しており、学生が学修時間等を確保しながら安心して就職活動に取り組むことができるようにするため、今般、内閣官房内閣審議官、文部科学省高等教育局長、厚生労働省人材開発統括官、経済産業省経済産業政策局長連名により、標記事項についての周知要請がありましたのでお知らせいたします。
詳細については以下をご確認下さい。
■2022年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請(内閣官房WEB)
■要請事項のポイント
- 就職・採用活動日程(広報活動開始: 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降/採用選考活動開始: 卒業・修了年度の6月1日以降/正式な内定日: 卒業・修了年度の10月1日以降)を遵守すること。
- 卒業・修了後少なくとも3年以内の既卒者は、新規卒業・修了予定者の採用枠への応募を可能とすること。
- 学事日程等に十分配慮すること。採用選考活動は、土日・祝日、平日の夕方以降の時間帯などを活用するとともに、学生の健康状態に配慮すること。
- オンラインを活用する場合、学生に対し、通信手段等の事前明示、通信が乱れた際の対応等を行うこと。
- 日本人海外留学者・外国人留学生などに対し、多様な採用選考機会を積極的に周知・提供すること。
- 学生の個人情報の取扱い等について、法令を遵守すること。
- セクシュアルハラスメント等の防止を徹底すること。
- 採用活動の趣旨を含むインターンシップを実施する場合、上記1.の開始日以降とすること。就業体験を伴わないプログラムをインターンシップと称して行ったり、情報発信することがないようにするとともに、学生の長期休暇の活用など学事日程に十分配慮すること。
- 採用選考に当たり、成績証明等を一層活用し、学修成果や学業への取組状況を適切に評価すること。