12月9日に国土交通省より「降積雪期における輸送の安全確保の徹底について」通達が発出され、先般の関越自動車道の立ち往生等の異常降雪をふまえ、12月21日にも再周知に係る通達が発出されています。

これから本格的な降積雪期を迎える中、各事業所においては、下記事項について留意し、輸送の安全確保等と事故防止に努めるようお願いいたします。

 関越自動車道の異常降雪による立ち往生が発生したばかりですが、今後も警報級の大雪が想定されております。事業用貨物自動車が第一原因となるような大規模災害に至るようなことのないよう、引き続き、雪道運行での事前の準備に十分ご留意下さい。

また、全ト協が作成した「雪道チェーンポスター」ですが、令和2年12月15日現在、チェーン規制区間はポスターに記載の13区間で変更はないとの確認が取れていますのでご参考下さい。

なお、令和2年2月の国交省通達により、「大雪注意報が発表されているときは必要な措置を講じるべき」との目安が示されており、荷主等からの無理な運行の強要は国土交通省に設置する「意見募集窓口」等への通報が指示されています。



■通達趣旨(トラック)

気象情報(大雪や雪崩、暴風雪等に関する警報・注意報を含む。)や道路における降雪状況等を適時に把握し、以下の対策を講ずることにより、輸送の安全確保に万全を期すこと。

  1. 災害発生時の社内における連絡体制を改めて確認すること。
  2. 積雪・凍結等の気象及び道路状況により、早期にスタッドレスタイヤ及びタイヤチェーンを装着するよう徹底を図ること。なお、スタッドレスタイヤへ交換する際は、ホイール・ボルトの誤組防止、締付トルクの管理、交換作業後の増し締め等を徹底すること。
  3. 点呼時等において、運行経路の道路情報、道路規制情報、気象情報に基づき、乗務員に適切な指示を行うこと。
  4. 積雪・凍結時における要注意箇所の把握に努めること。
  5. 気象状況が急変し、安全運行が確保できないおそれがある場合は、運行計画の変更及び顧客への分かりやすい情報提供等、適切な措置を講ずること。
  6. 乗務員に対して、スリップの要因となる急発進、急加速、急制動、急ハンドルを行わないよう指導するとともに、道路状況、気象状況に応じた安全速度の遵守、車間距離の確保について指導を徹底すること。

【自動車道における注意事項】

  1. 気象情報(大雪や雪崩、暴風雪等に関する警報・注意報を含む。)や道路における降雪状況を適時に把握し、道路の除雪等を安全かつ適切に行うこと。
  2. 各出先機関や委託業者も含め、除雪体制並びに万一の災害時の情報の連絡体制及び復旧体制について、再確認及び徹底を図ること。また、関係機関との情報の連絡体制についても再確認を図ること。
  3. 雪崩等の危険箇所の状況について、専門家の協力を得るなどにより点検を行うとともに、危険防止のため必要と認めるときは直ちに通行規制の措置を執るなど、迅速かつ適切に対応すること。
  4. 降雪や雪崩等により道路の交通障害や災害が発生した場合は、関係機関等との連携を図り、迅速な復旧を図るよう対応すること。また、特に豪雪時においては、関係機関が連携して情報共有を図る情報連絡本部を設置するなど、安定した道路交通の確保に向けた、より緊密な連携体制を確保するとともに、道路利用者等に対する適時適切な情報提供に努めること。

降積雪期における輸送の安全確保の徹底について

降積雪期における輸送の安全確保の徹底について[12/21再周知]

雪道対策について(全日本トラック協会WEB)